WSL + Ubuntu + Anaconda + VScodeでPythonの環境構築
- ド素人です。
- 何をやっているのかわかっていません。
- でも動きました。
本当は必要ない作業も入っていると思いますが。
この通りにやれば動くことは動きます。
目次
僕のやった手順
おそらく要らない手順が含まれている、後半に要らないと思われるものを抜いた手順を載せるが、実際何をやっているのか理解していないので、不要だと思った手順を変えた為に動かなくなる可能性はある。
僕と同じで、全くさっぱりわからないが兎にも角にも環境構築したいんだ、という方は以下を完コピしてもらった方が無難かと思われる。
以下手順。
Chocolatey
Windows OS向けのパッケージマネジャー。
ソフトウェアをコマンドラインからインストールしたり、メンテナンスを行うことが出来る。
たぶん別に入れなくて良かったやつ。
Windows ボタンを押しながら X
コマンドプロンプト(管理者)を開く
以下をコマンドプロンプトに張り付けて Enter
@powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Bypass -Command "[System.Net.WebRequest]::DefaultWebProxy.Credentials = [System.Net.CredentialCache]::DefaultCredentials; iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET PATH="%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%\chocolatey\bin"
VcXsrv
(https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/)
Windows上でX-Windowアプリを表示させるために使うXサーバソフトウェア。
Windows ボタンを押しながら X
コマンドプロンプト(管理者)を開く
以下をコマンドプロンプトに張り付けて Enter
chocolatey install -y vcxsrv
デスクトップに XLaunch というアイコンが出来るので開く
「次へ(N)」を3回クリックして「完了」
起動すると、タスクトレイにアイコンが出る、マウスをのせると
【HOSTNAME】:0.0 - 0 clients
上の様な文字が出るので 0.0 の部分の数字をメモする
WSL
(https://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_Subsystem_for_Linux)
Windows10からLinuxを利用するための仕組み。
初期状態では無効になっているのでWindowsの設定で有効にする必要がある。
スタートを右クリック
アプリと機能
プログラムと機能
(アプリと機能のウインドウの右側に関連設定とあるところ)
Windows の機能の有効化または無効化
Windows Subsystem for Linux のボックスにチェックを入れる
OK
Ubuntu
Linux ディストリビューション。
Linuxというのは厳密にはカーネルである。
その他の部分はオープンソースソフトウェアを使用することによってOSとしての形を形成している。
microsoft storeに行く
検索欄に「Ubuntu」と入力
「Ubuntu 18.04LTS」をダウンロード
インストーラーの支持通りインストール
Ubuntu を起動
Enter new UNIX username:
と出たら好きな名前を入れる(半角英数字)
Enter new UNIX password:
と出たらパスワードを決める
(入力しても何も反応しないが裏で入力されている)
Retype new UNIX password:
もう1回パスワードを入れる
上で連打していたらここでエラーになるはず
passwd: password updated successfully
と出れば完了
【USERNAME】@【HOSTNAME】:~$
と出てくれば使える状態
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
と入力し最新の状態に更新、パスワードの入力あり
VcXsrvの設定
以下の2つを Ubuntu に入力する
echo 'export DISPLAY=localhost:0.0' >> ~/.bashrc echo 'export "LIBGL_ALWAYS_INDIRECT=1"' >> ~/.bashrc
VcXsrv のところでメモしたディスプレイIDが「0.0」でなかった場合は「localhost:0.0」の数字をメモしたものに変更する。
Anaconda
Python のパッケージ。
Ubuntuに以下を入力
bash ../../mnt/c/Users/user_name/Downloads/Anaconda3-2019.03-Linux-x86_64.sh
more
と出てきたらスペースを押すと文章をおくれる
何か聞かれたらとりあえず
yes
Visual Studio Code
(https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/)
Microsoft のコードエディタ。
VScodeを開き、左のアイコンの上から5番目「Extension」を開く
「Remote - WSL」を検索してインストール
左の一番下「Open a remote window」を押す
中央上に「 Remote-WSL: New Window」と出るので選ぶ
新しいウィンドウが開く
左の下に「 WSL:Ubuntu-18.04」と出ていればOK
古いウインドウは閉じても良い
Ctrl を押しながら@で Ubuntu が開く
出来上がった環境でnumpy と matplotlib が動いてる様子。
こうした方が良かったと思う手順
上記でやったことを踏まえて、余計なことせずにこれで良かったのではと思った手順だ。おそらくこれで動くが僕は上の手順でやってしまったので試してはいない。
WSL
(https://ja.wikipedia.org/wiki/Windows_Subsystem_for_Linux)
Windows10からLinuxを利用するための仕組み。
初期状態では無効になっているのでWindowsの設定で有効にする必要がある。
スタートを右クリック
アプリと機能
プログラムと機能
(アプリと機能のウインドウの右側に関連設定とあるところ)
Windows の機能の有効化または無効化
Windows Subsystem for Linux のボックスにチェックを入れる
OK
Ubuntu
Linux ディストリビューション。
Linuxというのは厳密にはカーネルである。
その他の部分はオープンソースソフトウェアを使用することによってOSとしての形を形成している。
microsoft storeに行く
検索欄に「Ubuntu」と入力
「Ubuntu 18.04LTS」をダウンロード
インストーラーの支持通りインストール
Ubuntu を起動
Enter new UNIX username:
と出たら好きな名前を入れる(半角英数字)
Enter new UNIX password:
と出たらパスワードを決める
(入力しても何も反応しないが裏で入力されている)
Retype new UNIX password:
もう1回パスワードを入れる
上で連打していたらここでエラーになるはず
passwd: password updated successfully
と出れば完了
【USERNAME】@【HOSTNAME】:~$
と出てくれば使える状態
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
と入力し最新の状態に更新、パスワードの入力あり
Anaconda
Python のパッケージ。
Ubuntuに以下を入力
bash ../../mnt/c/Users/user_name/Downloads/Anaconda3-2019.03-Linux-x86_64.sh
more
と出てきたらスペースを押すと文章をおくれる
何か聞かれたらとりあえず
yes
VcXsrv
(https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/)
Windows上でX-Windowアプリを表示させるために使うXサーバソフトウェア。
デスクトップに XLaunch というアイコンが出来るので開く
「次へ(N)」を3回クリックして「完了」
起動すると、タスクトレイにアイコンが出る、マウスをのせると
【HOSTNAME】:0.0 - 0 clients
上の様な文字が出るので 0.0 の部分の数字をメモする
VcXsrvの設定
以下の2つを Ubuntu に入力する
echo 'export DISPLAY=localhost:0.0' >> ~/.bashrc echo 'export "LIBGL_ALWAYS_INDIRECT=1"' >> ~/.bashrc
上でメモしたディスプレイIDが「0.0」でなかった場合は「localhost:0.0」の数字をメモしたものに変更する。
Visual Studio Code
(https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/)
Microsoft のコードエディタ。
VScodeを開き、左のアイコンの上から5番目「Extension」を開く
「Remote - WSL」を検索してインストール
左の一番下「Open a remote window」を押す
中央上に「 Remote-WSL: New Window」と出るので選ぶ
新しいウィンドウが開く
左の下に「 WSL:Ubuntu-18.04」と出ていればOK
古いウインドウは閉じても良い
Ctrl を押しながら@で Ubuntu が開く
僕のやった失敗
VScode を入れるところで Ubunt に入れると書いてあるページがあったので Ubunt に入れてみたらエラーになった。おそらくメインの OS が Ubunt の人に対する説明だったのだろう。メインの OS が Windows の人は VScode は Windows に入れないとダメらしい。
参考:
Ubuntu に VScode をインストールする方法
Ubuntuに以下を入力
curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | gpg --dearmor > microsoft.gpg
キーをダウンロード
sudo install -o root -g root -m 644 microsoft.gpg /etc/apt/trusted.gpg.d/
キーを登録
sudo sh -c 'echo "deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/repos/vscode stable main" > /etc/apt/sources.list.d/vscode.list'
リポジトリを登録
sudo apt-get install apt-transport-https
httpsでアクセスできるようにapt-transport-httpsをインストール
sudo apt-get update
サーバーからパッケージ・リストを入手
sudo apt-get install code
インストール
メインの OS が Ubuntu の人はこれで
code
と入力すれば VScode が起動するはず。
が、Windows を使っている人は、
「エラーだよ。お前は何で Ubuntu に VScode 入れてるんだ?
「Windows にインストールしてそこからこっちに来いよ。」
「あ、あと消しとけよ、こっちに入れたVScode。」
という意味合いのことを Ubunt に英語で言われる。
そして消すのがすごく面倒くさい。
参考:
Ubuntu から VScode をアンインストールする方法
Ubuntuに以下を入力
~$ sudo apt remove apt-transport-https curl code
インストールしたパッケージを削除
~$ sudo apt autoremove
不要になったパッケージを削除(上と何が違うんだ?)
~$ sudo rm /etc/apt/sources.list.d/vscode.list
追加したリポジトリ定義ファイルを削除
~$ sudo rm /etc/apt/trusted.gpg.d/microsoft.gpg
マイクロソフトのキーの削除
これで消えているはず。
ド素人による環境構築、以上になります。
僕はこの手順を調べるのに膨大な時間を浪費したので、誰がやっても同じようにすれば動くように書いたつもり。お役に立てば何よりです。